HTCの副社長「Bjorn Kilburn」はHTCの製品戦略イベントにおいて、今後同社から3000mAh級のスマートフォンが発売されない事を示唆しました。
HTCは昨年、ユーザーが”バッテリーの持続時間”と”端末の薄さ”、どちらを好むか調査したようです。その結果多くのユーザーは、大容量バッテリーよりも端末の薄さを好む事が判明。そのためHTCはこれまで温めていた3000mAhクラスの大容量スマートフォンの計画をロードマップから削除したようです。
ただKilburn氏はバッテリー持続時間の重要性は認識しているようで、電池容量に頼らない高度な電力管理などで、バッテリーの向上を目指す方針だそうです。
3000mAhクラスの大容量バッテリーを搭載するスマートフォンといえば、Motorolaが投入したMotorola RAZR MAXXが挙げられますが、電池容量が増えると端末の大きさや厚みが増してしまうという事があり、メーカーはこのバランスを取るのに苦慮しているようです。
情報元:VERGE