KDDI auの新型スマートフォン「HTC J ISW13HT」の実機に触れてきたので、その感想を述べたいと思います。良い点もたくさんありましたが、悪い点もあったので、紹介したいと思います
良い点
動作がスムーズです。タッチパネルの反応も良く、スクロールも非常に滑らか。Galaxyシリーズを超えたといっても良いくらいのヌルヌル感です。またカメラが非常に高機能で、起動やAFの速度も速いです。シャッターボタンを押し続けると連写が出来ますが、それもとても気持ちいいです。その他、端末が重すぎたり、滑りやすいと感じる事もなく、持ちやすい端末であると感じました。
悪い点
悪い点は、まずPenTileディスプレイを搭載している点です。4.3インチのqHDという事ですが、サブピクセル数が通常液晶の2/3ほどしかないため、解像感が多少劣ります。疑似qHD解像度と言えます。(画素を接写したことでPenTileだと確認できました)。神経質にならなければ気にはなりませんが、隣に並べてあった4.3インチHDのXperia acro HDと比較すると、やはり画面がボヤけて見えました。
もう一点、これが一番問題だと思うのですが、アプリを起動した際に、画面下部にメニューボタンだけのオンスクリーンキーが表示されてしまう点です。これはHTC Jのハードウェアにメニューキーが無いためです。アプリで使える画面領域が狭くなるので、ちょっと残念な感じです。
HTC J ISW13HTで2chmateを使用した動画です。画面下部には常にオンスクリーンキーが表示されます。その他多くのアプリでも同様です。
まとめ
ちょっと辛めな感想でしたが、触った感じのフィーリングはすごくいいので、かなりおすすめできる機種です、またSnapdragon S4を搭載しているので基本性能は現行機種を遥かに凌駕しています。使いやすさを望む方、ハイスペックな端末を望む方の両方におすすめできる機種であると言えそうです。
「HTC J ISW13HT」の主なスペックは以下の通りです。
- Snapdragon S4 MSM8660A 1.5Ghz デュアルコア
- 4.3インチ qHD(960×540) Smasung SuperAMOLED Advanced
- 1GBのRAM
- 16GBのストレージ(microSD対応)
- 800万画素カメラ 130万画素カメラ
- Wi-Fi a/b/g/n、Bluetooth 4.0
- CDMA2000/WiMAX対応 (WHS非対応)
- ワンセグ/オサイフ/赤外線に対応
- 1810mAhのバッテリー容量(取り外し可能)
- 132×66×10mm 142g
- Android 4.0 ICS、HTC Sense 4.0/ Beats Audio
- 5月下旬以降発売予定