米国のネットワーク企業Ariesoによると、iPhone4Sの所有者は iPhone4所有者に比べて2倍も多くデータ通信を使用している模様です。なぜこのような違いが生まれるのでしょうか。
この要因としては、iPhone4Sに搭載された音声アシスタント機能 Siri が挙げられるようです。Siriは、音声認識処理をサーバー経由で行うため、Siriを使用する度にモバイルデータ通信が発生します。音声データはそれなりの大きさですので、これがiPhone4Sのトラフィック増大を招いているようです。
また、この他の要因としては、iPhone4Sはまだ発売されたばかりなので、購入者がiPhone4Sに対してまだ興味を失っておらず、同機を頻繁にいじっているという事もあるようです。
ちなみにAppleは、Siriの日本語サポートを2012年中に開始すると発表しており、Siriの日本語サービスが開始されれば、国内においてもモバイルデータ通信量が急増するのかもしれません。通信キャリアにとっては頭の痛い話となりそうです。