欧米のメーカー「Zii Labs」は、1.5Ghzの新型クアッドコアSOC「ZMS-40」を発表しました。クアッドコアという触れ込みですが、メディア処理用コアを合わせると合計100コアのマルチコアSOCとなります。
同SOCは、”Cortex-A9世代のCPU 4コア”と、”メディア処理用のcellコア96個”の合計100コアで構成されたSOCとなっています。最新OS Android 4.0に最適化されており、高いエネルギー効率と処理性能を備え、HDビデオ再生、3Dグラフィックス処理なども快適に行えるようです。最大動作周波数は1.5Ghzとなる模様。
Android OSを搭載するタブレット端末向けに開発されている模様で、スマートフォン向けではないようです。
Zii Labsといえば、CESにおいて幹細胞コンピューティング用のプロセッサを公開していた事で有名ですが、タブレット市場にも本格的に参入してくるのでしょうか。