SONYは、1280×720の解像度を持つ超小型0.7インチの有機ELディスプレイ(ECX332A)を発表しました。
デジタル一眼レフカメラのファインダーとしての用途に使われるようです。小さな画面ですが1280×720の解像度を誇り、また有機ELなので基本性能も高く、NSTC色域90%、応答時間0.01ms、200cd/m2の明るさを誇ります。
解像度が高く0.7インチと小さいので、ピクセル密度は2098ppiに達します。(iPhone4Sは320ppi)。ソニーによれば、有機ELディスプレイでここまで高密なHMD用途のディスプレイを開発したのは業界初という事です。
一般にここまで画素数が細かくなると、電流リークなどの効果が発生し、画質特性の劣化を引き起こすそうですが、高度な製造技術・材料組成の最適化等によって電流リークによる画質劣化を極限まで抑えているようです。技術の進歩は凄いですね。