「Romotive」というスマートフォン・ロボットが開発されているようです。engadget米国版に紹介されています。
Romotive(略称:”ロモ”)は、スマートフォンを搭載するタンク型のロボットです。スマートフォンのヘッドホンジャックを経由するアナログ電子回路を使い、モーターを動かしているようです。
ヘッドホンジャックからは、各モーターに適合した周波数の信号が流れ、その周波数と反応するモーターが動作し、”ロモ”が動き出すという仕組みとなっています。搭載されたスマートフォンは”頭脳”としての役割も果たし、”ロモ”の論理と行動を司っています。
ロモを制御するソフトウェアには3つあるようです。普通に操作したりするだけでなく、拡張現実を用いたマリオカートゲームみたいな事も出来るようです。
- 「Romo Remote」
別のスマートフォンからWi-Fi経由でロモを操作できます。別のスマートフォンには方向キーが表示され、それにより任意にロモを操作する事ができます。
- 「Romo Cart」
任天堂のマリオカートゲームの拡張現実(AR)版で、別のロモとレースが楽しめます。デジタル攻撃を送り込むことで、あなたの友人のロモを制御不能にできたり、爆弾を送り込んだり、コントロールを逆にしたりして、いろいろとレースを楽しめます。
- drag and drop プログラム
スマートフォン上のロモのプログラムを入れ替えて、ロモに入れ替えたプログラムを実行させることができます。drag and dropプログラムには、動き、条件文、ループ、および他の関数の参照などが含まれているようです。
これらロモのソフトウェアは、iTunesのapp store及びAndroid marketでダウンロード可能となります。また、ロモは真のロボットなので、これら3つ以外にも、ほぼ無限にプログラミング可能です。
このRomotiveプロジェクトは、実現のために資金を募っており、kickstarterで受け付けているようです。多く寄付すればロモの本体が贈られてきたりするようです。
興味がありましたら寄付してみるのも良いかもしれません!