10月24日より米国で発売されるジョブズ氏の伝記に、Androidスマートフォンに対するジョブズ氏の発言が含まれています。そこにはAndroidに対する敵対心が読み取れます。
ジョブズ氏が特に反応を示したのは、2010年に発売されたHTC製スマートフォンに対してです。その機種は、iPhoneと共通した機能を多く搭載していたようで、これを見たジョブズ氏は、この端末を「Googleによる重窃盗」だと吐き捨てた上で、こう述べました。
「私は、Androidを破壊するつもりだ。そのためなら核戦争を行う事も厭わないだろう」
またその後、GoogleのCEOであるエリック・シュミット氏に「私の望みは、AndroidがiPhoneのアイデアを勝手に使う事をやめる事だ」とも語ったそうです。
ジョブズ氏のこの態度が後に、現在も続いているサムスン・HTCとの訴訟問題に発展するものと思われます。
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